「どうしたら、無駄なく木を燃やせるのだろう?」
ということを調べていたら出てきたロケットストーブ。で、見つけたストーブがあったのですが、世の中のロケットストーブと違って、
一見普通のストーブにしか見えない。
どうなってるのか不思議で、実物を見に兵庫に行ってきました。
日帰りの強行な旅でしたが、行きは期せずして富士山を上から見ることができ、
帰りは姫路城なんかも見るだけでしたが見学できてなかなか旅っぽかったw。
で、ストーブを制作されているNさんの制作現場へ。
そしてNさんのストーブ愛が、熱い!
まずはロケットストーブの着火方法を見せてもらい、その隣では、通常の有名ストーブの火も一緒に見せてもらう。
最初は同じ感じのように思っていたら、途中から空気の調整を加えると、
同じタイミングで入れた薪が、ロケットストーブのほうは燃え方がゆっくり!
よって、燃焼時間が長持ち。(素敵〜!)
そして、通常のストーブが煙突からそのまま熱が逃げてしまうところを、
ロケットストーブはワンクッションその空気を抱えることで、暖かさを逃がさないで再利用するので、
煙突からの煙の温度が低い。
そしてなによりも私が驚いたのが、「灰」。
よく焚き火をしていると、燃え残りの木とかが残留するのですが、
ロケットストーブの灰は綺麗なホワホワの真っ白な灰になっていたのです。
これなら、釉薬で使えるな…。ともおもったりして。
随所に色んな細かい趣向が凝らされていて素敵なストーブでした。
実のところ、ストーブがメインの仕事では無いので、クライアント(お客様)に媚び無い仕事をすることが、
Nさんのポリシーとのことで、ふわふわしたお客さんはごめんなさいするそうですw
(私、大丈夫かなぁ〜w)
とても真摯な仕事ぶりなので、実際に設置する前に現場に行って、
置けるのか置け無いのか、いろいろ吟味してから仕事に入るそうなので、
まだお眼鏡に叶うか、私のおうちにストーブつけられるのか?w
人柄も、ストーブもこだわりいっぱいの素敵ストーブ旅でした。