またも、テレビ話ですがw
内田春菊さんが、自身が人工肛門になったその後のいろいろを話していた。
もとより、自身の生い立ちがかなり過激な方なので(DVとか)、
漫画を読むたびに「良いな」と「おいおい」が交互に顔を出す感じの内容だったのを覚えている。
で、そのお子様たちがインタビューにでてらしたのですが、
これがまた素晴らしいお子様たち。
春菊さんをみんな「かあちゃん」と呼んでいるのですが、
そのかあちゃんの色々な体験談を共有し、さらには自分達でその答えを考え消化している感じがした。
春菊さんちの家族像。
家は「エネルギーを蓄えるところ」 「何かあった時に逃げられるところ」
と言っていた。
そして、家族の中で守っていること
・謝る
・感謝する
・声を掛け合う
があるそうです。
これ、当たり前で当たり前じゃない。
私の知り合いでもDV経験者はいるのですが、すごく自分自身を模索している方が多かった。
不思議なもので、DV経験者は同じような家族を形成することが多い。
でも、その負の連鎖を断ち切れた方達は、とても素晴らしい関係の家族を作られている。
もし、自分の家族の誰かを憎んだり、殺意を抱くようなことがあるのであれば、それはもしかしたら自分自身のものだけではない、ずっと面々と繋がれてきた「遺伝」なのではないだろうか?
意図して自分の中でその答えや回答に辿り着かなければ、問題は次の世代に引き継がれるのでは?
生きるって、苦しんでつかむこともあるけど、楽しむってことも残っているんだと思う。
当たり前の「家族」って、リーダーが必要だし、そのリーダーが理屈をわかってないと成り立たないのね。
そして、家族の中でも「相性」というものもあるから、家族の中で「分け隔てがある」と、思うのは、それぞれ「ジャンル」や「担当」があるのよね。と、春菊さんは言っていた。
だから、「あの内容の時はこの子」。
「この内容の時はあの子」って、分担があるから、分け隔てなく愛するとか思わなくって良い。
それぞれに得意分野があるから。って。
そらそうと、病気をした春菊さんがはまって(病気の前から?)読んでいたのが「遺伝」関連の本だそうな。
私も人間ってなんぞや?って思ってからいろんな方面を紐といていった中に「遺伝」ありました。
興味を持って調べていくと、いろんなところで繋がってて面白いですね。