人間性が音にでている(フジコ・ヘミング)
テレビ番組「あんたの夢かなえたろか」を見ていた。 暇を持て余していた時に、フジコ・ヘミングのラカンパネラを聞いて魅了された海苔漁師のおじさんが、 触発されて7年かけてピアノを弾けるようになった。 それも超難関のあの曲を!! 音楽って、やっぱり不思議なもので、音にはその人となりが現れる。 バレエとかの踊りもしかり。 ただ生きる事も、ままならない世の中なのに、 何かに没頭して、高みを目指す事は本当に素晴らしい。 この感覚を普段の生活に生かしている人は少ないだろう。 ただただ、美しくあること。 その美しさを手に入れた人の強さは、それを知らない人の何倍も素晴らしい。 いや、感動した。 憧れのフジコさんにピアノを聞いてもらったおじさまも、感無量。 音的には問題ある部分はあれども、その一つ一つの音に込められたその人の延長線の音は、 誰にも犯す事ができない領域だ。 そして、フジコさんもそれを知っている人だ。 「ブラボー。人間性が音にでているわね」って。フジコさん。 楽器は誰が使っても同じ音がでるわけじゃない。 その楽器を弾いた人の感覚や、力加減で動き出す。 そのささやきはその人の心の声の広がり。 久々にヴァイオリン弾きたいな。って思った。 自分もいつかストリートライブやりたいなぁ〜なんてね。(だいぶまじw)